さて、こんしゅうの「
イーシネマ.navi」をご覧になったかたは、ご存じ。
17日から全国公開された『
キャプテントキオ』渡辺一志監督のインタビューをお届けしました。。。が、この作品はやばいです。
影を印象とした監督独自の撮影手法はもちろん、ページをめくったかのようなシーンのきりかわり。。
千葉繁さんのナレーションは、いっしょにアニメを観てる気分にさせ、、、ものがたりを2倍楽しいものにしています。
監督自身が影響をうけたSFコミックのイメージをもとに、10代のころフッと思いついたらしく、、夢を追いかける2人の少年。
映画好きのフルタ(
ウエンツ瑛士)とロック好きのニッタ(
中尾明慶)に、そんな監督の青春時代だったりも少なからず盛りこまれているのではないでしょうか??
**西暦20XX年**
大地震で崩壊しかけた東京を舞台に、、、ハチャメチャな都知事(
泉谷しげる)
そこに対抗するアロハ(
いしだ壱成)率いる映画屋たち。
疾走感あふれる映像に、ときどき笑いを振りまく署長(
バナナマン・日村勇紀)
そのほか。。小ネタシーンもありながらに、それぞれが成長していくさまは誰もが抱えた悩みだったり、ゆるぎない感情を色濃く反映しています。
ちなみに、
渡辺一志監督といえば、23歳にして映画「
19」では監督・脚本・出演をこなし、ファッションデザイナーのアニエス・べー氏が作品を大絶賛。トロント国際映画祭をはじめ、サラエボ国際映画祭では、新人監督特別賞など。。
あああ。いまむらの23歳はもう過ぎてしまいましたが‥。
こんかい「キャプテントキオ」に続き、役者としてはこんげつ24日よりロードショー「
カインの末裔」奥秀太郎監督作品に、主演もされています。
そして、、、15歳から30歳までの映画人生を振り返った書籍本「
プーでもなれる映画監督」が、このたび発売されましたー。パチパチ。
映画とあわせて、ぜひぜひ。。