待ってました、、!といわんばかりにココロ待ちにしていたアニメ作品。
あの想いはどこからやってくるのだろう‥。奥底に秘められた核の部分をツマまれたような、忘れられないあの日を一瞬にて思いださせられる。
人生のなかでも時間指定でおとずれる「青春」という名の一遍。
ピュアで透明な、はっとするほどにきらめきを放ったそんな想いを、監督独特の映像手法でまざまざと描かれています。。。
じっさい、前作の「
雲のむこう、約束の場所」ではいまむらの故郷が写し出され、あまりのリアルさにはじめは映像しか追えなかったほど、、、日常の風景の1カット1カットの断片に色彩の豊かさなり、たぐいまれな衝撃を。
なんど観てもあたらしい発見があるような、緻密な世界観が本作にもばっちり。
ひとりの少年を軸にした、3本の短編アニメーションがそれぞれ時間枠を超えて、構成されています。。
そこに、
山崎まさよしさんの「One more time,One more chance」
絵コンテのように連なった映像と音楽のみせかたは『
秒速5センチメートル』
という。速さをひとつテーマとした、、、たとえば第一話と第三話の時間の秒速のチガイを如実にあらわしてるようにも感じました。
とっと。なんだか気づかぬうちに、長々と語ってしまったようなあ。。新海誠カントクを世に知らしめた「ほしのこえ」もぜひチェックをー。