今村祈履 いまむらいのり
映画生活まっしぐらな日常をぽつり。ぽろり。ほろりと。。
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北欧ウィーク
に、はたりと。。
むーみんのグッズやものがたりに出てくるお屋敷、撮影コーナーまであったよ!

 

いまむらはファブリックを買いましたー。『MOOMIN Premiun Collection』は1日までなんだけど、、、『北欧展』は3日から9日。

銀座三越で開催されるので、またまた行かなきゃです。
フィンランドを舞台にした、映画「かもめ食堂」にやられたひとも、ぜえひ。


川岸サクラをここに。。。
カンバセーションズ
ふたつのカメラワークから切り取られた、ふたりの男女の一夜のものがたり。。

“デュアル・フレーム”という、二分割した映像から同時に進行していくカンバセーション=会話、、おとことおんなの視点のチガイが、そんな撮影手法から‥。さらに過去と現在のはざまに見いだすことができる。

全編にたびたび流れる、カーラ・ブルー二の歌声がぴたりと。。。

アメリカ映画ながら恋愛大国??のパリでヒットしたというのが、なんだかうなずける。『カンバセーションズ』雑談的おとなの恋愛映画かなー。
棚の隅
片すみに置き忘れた、、なんとも言いがたいような、にじむような想い。
決して消えることはなく、それはふっとしたきっかけで侵食してゆく‥。

棚の隅』は、そんなココロにかかえる苦悩をくみ取った作品ではないか、な。

原作は直木賞作家・連城三紀彦さんの短編を。。自主映画監督の門井肇監督はじめ、脚本家の浅野有生子さんと書籍編集者の小池和洋さんが、2003年冬に企画の立ち上げ。

500万円という製作予算から、どこをどうふくらますか??

ものがたりの軸となる、主人公・康雄に大杉漣さんをむかえ、妻に渡辺真起子さん。前妻に本作が映画デビュー作となる内田量子さんが。。

内面描写がわりあい多く描かれる本作は、日常のなかでの静の部分をとらえた、ひじょうに淡々としながらも深く、どこか影を彷彿とさせる作品に。

それは、セリフで感情を説明するのではなく、ふつうの生活のなかのやりとりであるような、、、短いことばのなかに含まれた意味あいだったり。自然なものがたり作りを心がけたという、監督のリアリズムがそのまま反映されており。

「ひとのこころの動きを追ったものを撮りたい」

と、、まったくのゼロから映画づくりをされた本作に、監督の映画に対する情熱がひっしりと内側から伝わってきました。

「観終わったあとに、だれかと話しあえる作品になればいいと思って作りました」という、門井肇監督のおことば通り。。まずは観ていろんな感情をそれぞれなりに、感じ取ってほしいと思います。
ごはんの記録2
  
  
  
  
  
「なんか肉がおおい」
秒速5センチメートル
待ってました、、!といわんばかりにココロ待ちにしていたアニメ作品。

あの想いはどこからやってくるのだろう‥。奥底に秘められた核の部分をツマまれたような、忘れられないあの日を一瞬にて思いださせられる。

人生のなかでも時間指定でおとずれる「青春」という名の一遍。

ピュアで透明な、はっとするほどにきらめきを放ったそんな想いを、監督独特の映像手法でまざまざと描かれています。。。

じっさい、前作の「雲のむこう、約束の場所」ではいまむらの故郷が写し出され、あまりのリアルさにはじめは映像しか追えなかったほど、、、日常の風景の1カット1カットの断片に色彩の豊かさなり、たぐいまれな衝撃を。

なんど観てもあたらしい発見があるような、緻密な世界観が本作にもばっちり。

ひとりの少年を軸にした、3本の短編アニメーションがそれぞれ時間枠を超えて、構成されています。。

そこに、山崎まさよしさんの「One more time,One more chance」

絵コンテのように連なった映像と音楽のみせかたは『秒速5センチメートル

という。速さをひとつテーマとした、、、たとえば第一話と第三話の時間の秒速のチガイを如実にあらわしてるようにも感じました。

とっと。なんだか気づかぬうちに、長々と語ってしまったようなあ。。新海誠カントクを世に知らしめた「ほしのこえ」もぜひチェックをー。
ねことハムスター
に、さいきん。いやされ放題のいまむら。。
たまたま会社のちかくにおったねこと、デジカメこわれて携帯での撮影会ば。

 

ふと、ハムスターはなんでハムのスターなのだろうと考える。
車輪??にむりやり2匹が乗って、あせあせとはげんでる画像にきゅきゅん。。。

わがやのカメもかわゆいよー。
16時間
あったらなにしますか?映画が8本観れるかも??
なにはともあれ、、、日本人は限定ということばにヨワイです。

2日間、合計で16時間だけ町に出現する美術館。。。


2002年からの試みだそうで、そのときは廃校の小学校をギャラリーに仕立て、、8時間のみの開館。ヨダンですが、いまむらの通っていた校舎もいまは美術館として機能していますー。

どんなカタチであれ、そこが「美術館」だといえば「鑑賞者」にとってのアート空間になりえるのだし、それくらいに美術館の可能性は広いのだとオモウ。

それを模索しながら表現したのが、、、『16 HOUR MUSEUM
DJやパフォーマンスをプログラムにとりいれたイベントちっくな内容。

「こんな美術館かあったら」ではなくて「こんなカフェやラウンジがあったら」に落ち着いてしまったのが残念。しかしこの実験的なプロジェクトが、美術館のありかたを考えるきっかけとなって、そこからまたなにか生まれる予感。。。が、した。
キトキト!
これは家族のものがたりです。。

富山から上京してきた、暴走族あがりの優介(石田卓也)といっても、田んぼをバイクでブカブカさしていただけー。

東京にて、どうにもこうにもな生活を続けるなか。。。

息子を支えるのが、、家族のためにあくせく働く“スーパー智子ちゃん”(大竹しのぶ)そして。スケバンの姉(平山あや)と、悪じじいさん(井川比佐志)

「キトキト」とは、富山弁で「生きがいい」!

ということば通りの、母の型破りな行動には目をみはるものがあり、、、監督も何度か話しただけで役のフリ幅を掴んで自由にやってくださった。と、大竹しのぶさんの天才ぶりを。

学校など家の火災シーン、日本三大大仏といわれる高岡大仏にいたずらしちゃう画まで、、ホンモノにこだわる、映画に対する熱意がそのままカタチになった本作品には。

「家族に対する想いや、あらためて気づくこと」をじぶんなりにつかんでほしいという、あたたかなメッセージを吉田康弘監督から。

映画がほんとうに好きなんだなああ。

と、、感じさせる監督の真摯でまっすぐなしせいが印象的でした。井筒和幸監督の現場から映画の世界に飛びこまれた、27歳の可能性を存分にー。

いつの時代も変わらずにある、母親という存在とそこに生まれる想い。。
キトキト!』で、、あなたも。
アンフェア the movie
“待望”ということばがぴったり。。
2006年1月の連続ドラマからスペシャル、そして今作の最終章が届けられたわけですがー。

息をもつかせぬ展開と、、、どんでんがえしの連続。あれよあれよと、想像いじょうのストーリーが繰り広げられたゆくえには、気持ちいいぐらいの裏切りがそこに。

いや、ほんとは切なくなったりもするんだけどね‥。

ドラマシリーズから手掛けています、小林義則さんが監督を。

キャストにも、かざらない魅力の篠原涼子さんがハマリ役として。ドラマで活躍した面々を筆頭に、、スペシャルから江口洋介さん。
ほか、椎名桔平さんや成宮寛貴さんが新たな風を吹き込んでいます。

そういった意味では、ドラマを観てなかったひとにもわかりやすく、、、従来のエッセンスを織りまぜながら、アンフェアファンにも刺激をあたえるという。。ひじょうにニクイ構成。

クールビューティな雪平刑事が、母親としての愛をみせるところもみどころ。吉條英希プロデューサーからも「世の中のお母さんにもぜひ観てほしい」とー。

ちなみに吉條英希さんといえば、、、「アンフェア」シリーズをはじめ。
ヒミツの花園」や「さんまのまんま」などなど。プロデューサーとして、幅広い番組にたずさわっており。

吉條さんから送っていただいたアンフェアのDVDも、いまむらはそっこーで観終えてしもうたです。。

アンフェア the movie』ただいま、大ヒット上映中です!
湯島
あるいてたら神社がお目みえ。なにおがも??


チカくにたたずむ輸入ざっか店で、あれやこれやと物色。
のあとに、、、美容院にてほほいっと髪切ってきました。すっとれーと。