今村祈履 いまむらいのり
映画生活まっしぐらな日常をぽつり。ぽろり。ほろりと。。
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6月23日


 「新世代監督傑作短編上映イベント」があります。

またご縁があって、卜部監督の“萌”にちょこっと出演させていただきました。一日のみの上映ですが、監督同士のトークイベントがあったりして。映画共々、素敵な内容となっております。

ぜひ、お時間のあるかたはふらりと観にいらしてください。

前田弘二(「婚前特急」)
卜部敦史(「scope」)※『萌』のみの上映になります。
田中情「(「シンクロニシティ」)」
ドキドキクラブ(元マッドシティ)
佐々木誠(「Fragment」)

6月23日(木)
サラヴァ東京
19時オープン
19時半スタート

料金¥1800(+1ドリンクオーダー)

※上映終了後、全監督によるトークイベントを予定。

会場住所&アクセス
〒150-0043 東京都渋谷区松濤1丁目29-1 渋谷クロスロードビル B1
TEL/FAX 03-6427-8886
http://www.saravah.jp/tokyo/access.php

忘れないために

すぐに公演が続けて控えているなか、毎日稽古をしていて見えてきたもの。それはやっぱり変わらない空だったり、素敵なひとたちといっしょに此処にいること。

震災以降、たくさんのひとと共に過ごしました。それは単に稽古をしてたからなのですが、普通ではいられない現実のなかで、きっとそれらが現実になろうとしてて。悲しみも喜びもどっちも過敏になっていて、人間的なことが浮き彫りにされた気がした。

人間は不安定なんだなってことが、なんとなくわかった。

だから、その土壌に安定を作る。だけど現実が時代を貫いてしまっていて、それらを埋められるのだろうか。いっしょに種を植えられるのだろうか。それとも、時代が現実に呑み込まれたのだろうか。土壌の基準はいつの時代も曖昧で、そこに安心したり不安を抱いたりする。

根付くのは匂いや景色に見える営み。たとえ届きそうになくても、離れない記憶。

1週間、10日、2週間、20日と月を跨ぎ。1年後の世界を想像してみるけど。震災から3ヵ月、いまの状態すら想像出来なかった。こんなにも普通に生活してること。

「空は繋がってるんだから、悲しみは共有されるんだよ」

こんげつの芝居の台詞のひとつ。そう、いつかは悲しみも共有されるんだって。それを信じようと。たとえ共有出来なくとも、悲しみを超えた人間の強さを信じていようと。生きるってことは信じるってことだから。それが可能性であり未来。

なかなか伝わらないかも知れません。でも、伝わらないことのほうが現実には多く。瞬間はいつだって剥がれ落ちて行ってしまうものだから。

言葉を愛し、人間を愛し、自然を愛し、触れた手のひらを愛し。

きっと、届かなくても。伝わらなくても。愛せなくても。許せなくても。

此処にいます。

『剥ガレオチテ』 作・演出 佐々木透
ソーシャルネットワーク×演劇 (公開台本twitter #hagareで検索/USTREAM公演

2011年6月22日(水)〜24日(金)せんがわ劇場

【出演】
今村祈履
尾原仁士
笠井里美(ひょっとこ乱舞)
春日井一平(劇団上田)
斎田智恵子
鈴木燦
タカハシカナコ

佐々木透

【料金】前売 ¥2,500当日 ¥2,800

【お問い合わせ】Tel.090-1207-4748 mail reqoo-zoo-room@live.jp

【タイムテーブル】
22日 19:30
23日 19:30
24日 18:00
※ 開場は開演の30分前です。

【照明デザイン】 南星(Quintet☆MYNYT)【美術】 青木祐輔
【音響】 カケ゛ヤマ気象台(sons wo:)【宣美・制作運営】 田中香
【協力】 三木フ゜ロタ゛クション・劇団井手食堂・ひょっとこ乱舞・劇団上田
【企画・制作】 リクウズルーム

大好きな仲間たち

遅ればせながら、舞台「Sleeve」のみんなの笑顔を届けようと思います。
まずは、桃ちゃん。
パワーと気遣いがあって、みんなのことを常に考え走り回っていました。信じる道へ、引っ張り続けてくれたことに感謝。そして人見ちゃんには、柔らかさから生まれるキレを見せつけさせてもらい。暗転ちゅうには手をひいてくれたりと、いっしょにいて安心感がある素敵な女性でした。
さらに、金魚のふたり。
忙しいなかでも常に笑顔を忘れず全力でぶつかっていく、そんな南くんの姿勢とユーモアにいつも元気をもらっていました。武蔵くんはいつも稽古中ささやかに絡んでくれて、自然体の空気と役に対するガッツさを学ばせていただきました。

猫さんのLidaさんは穏やかながら、本番ちゅうはカツ丼で!変わらない温かさを肌でグッと感じさせていただきましたあ。今回初舞台の奈央ちゃんは、まんま飾らない想いと真っ直ぐさが役にはみ出てて。こっそりわたしにも、演技指導してくれました(笑)

そして白蔵主のおぐらさんには、いつも思いやりとアドバイスをいただいていて。大人のかわいさも兼ね備えた、役者として人間として尊敬するひとりの大先輩でした!

さらに葉子ちゃんは、さりげない優しさと気配りを。役に対しても貪欲で、センスある憧れの女性でした。もっちには、アイスをごちそうになってばっかりで(笑)気を使わずにいっしょにいられる、おちゃめでマメな頑張り屋さんの青年です。
まだまだいくよー。
豆腐の歩美ちゃん。かわいさ満点!芝居も素敵で、小柄ながら底知れぬパワーを持ったみんなの人気者。こっそりメロメロでした。

「京香ー!」オープニングの大役、ストップ映画泥棒をつとめてくれて。デカイひととして定着してしまった下尾くん。一生懸命で素直な九州男児。たくさん食べるのにやせている。

北村くんは、ダンスの出来る丁寧でかっこいい声の張れる役者(笑)いつも話しかけてくれました。荻ちゃんは、笑顔がとびっきりかわいくて!抱きしめられるたび温かさが伝わって来て、泣きそうになってました。惜しみない愛情を与えてくれたひと。

ガッツポーズの教くん。どうしてこんなに笑いが起こるのか?真面目な芝居ですべてを持っていってしまう、愛すべき存在です。わっしょいさんは、もうわっしょいで(笑)さりげない温かさがじんわり、だんだんと仲良くしていただいた大人の素敵な男性でした。

そして、今回の舞台に声をかけていただいた雄哉くん。いつも仲良くしてくれて、いっしょにたくさんの夢を見させていただきましたあ。めっちゃかっこいいアクションとクールな立ち振る舞いの夜叉ですが、笑うとへにょりと周りまで空気を穏やかにしてくれます。

稽古場でのひとこま。斉藤さんからの差し入れ、チョコクロと共に。冷静でありながら、人懐っこい笑顔。芝居に対する真剣さ、大人の気遣いを斉藤さんから学ばせていただきました!

そしてそんな仲間を束ね、道を作ってくださった演出の町田さんには本当にお世話になりました!上を目指す姿勢、責任感。いろんな意味でがむしゃらに、初心に還るきっかけを与えていただきました。イエーイ。

バンドメンバー紹介!TATSUKIさん&瑠さん&論さん。劇中でテンションがあがったのは、じつは思いっきり曲のおかげ。毎日聞いてたから、愛着もたっぷり。いつでも、どこでも臨場感を高めてくれましたあ。そして公演中お世話になった、ホルモン焼き屋さん。ジューシー。


舞台「Sleeve」を観に来ていただいたみなさん。5日間、本当にありがとうございました!満員で入れなかった日もあったかと思いますが、迷惑をかけながらも毎日たくさんのお客さんに支えられ無事公演を終えることが出来ました。
 
「映画缶」スタッフのみなさんも、いつも本当にありがとうございます。そして、観に来れなくても応援していただいてます、大切なみんなへ。感謝の想いを伝えます。いつかお返し出来るように、縁と歩みを大切に。

公演後もこうやって集まれる素敵な仲間に恵まれて、にやけ顔が止まりません(笑)この日は奈央ちゃんの誕生会だよ!26歳おめでとう。いっしょに大台に乗ろうぜ。

朝の新宿でのダメな大人たち(笑)たくさんの想いをありがとう。