今村祈履 いまむらいのり
映画生活まっしぐらな日常をぽつり。ぽろり。ほろりと。。
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けんじとケンジと億年兆年億兆年
ちょうど一週間を切りました。桃太郎としての旅を終え、約一年ぶりの舞台。
たくさん泣いて、それでも周りの方々に助けられ支えられ、役柄にリンクして本当に涙が出るほどの愛を舞台上でお客さんから、周りから与えていただいたなかで。もう二度とこんなことはないだろうなあと思っていたのですが、またひとつ成長する機会を、ありがたいことに友人の由里子さんからいただきました。


「けんじとケンジと億年兆年億兆年」

今回は宮沢賢治のお話。なんとなく銀河鉄道の夜しか知らずに、でも同じ東北人の匂いをどこかで感じ、いぜん「よだかのほし」に出させていただいた縁で、なんだか勝手に身近に思えて仕方ない。

そんな宮澤賢治のお話をモチーフに、あれやこれやと切り絵のように繋げ、言葉の縛りに苦戦しながらもストーリーを築き上げ。と言うのも、ひとつも宮沢賢治の文章からはみ出てないのです。いえ、たったひと言それも単語だけ使わせていただきましたが。それだって、説明書きにあったものを拝借しただけ。そんな血の滲むような想いを由里子先生がずっと背負い、台本が完成してからは役者陣が限られた言葉のなかで、どう膨らませるか奮闘し続けました。

言うならば、まるで宮沢賢治のいいとこ取りをしたかのような作品。

そしてこの5人だからこその、ひとりひとりの感性と想いが混ざり合った、本当に素敵なバランスで成り立ってます。

どうぞ、宮沢賢治と由里子さん、ザキヤマ君に雄也君、卓爾君に春樹君、そして今村が共に奏でる世界へ、ぜひ遊びにいらしてください。


しけもくpresents
『けんじとケンジと億年兆年億兆年』
2013年11月20日(水)〜24日(日)

<原作>
宮沢賢治

<しけもく君の門出に寄せて>
「仲間の雄也とユニット作りました」とザキヤマ君からご連絡を頂いたのはいつだったか。
2012年の暮れか今年の春か。そしてその輝かしき第一回公演の演出に、
私を選んで下さった。めでたいというか、おめでたいというか、ありがたいというか。
キラキラ輝きギラギラ若さ溢れる、少年のような彼らの門出に見合う作品は何か。翻訳劇、音楽劇、現代劇、推理劇、古典、ミュージカル、コメディ、ファンタジー…
…ファンタジー。
ファンタジー?
はい。
ファンタジー+少年たち=宮沢賢治。
とゆうことで。
しけもく第一回公演は、宮沢賢治の短編小説をドラマチックになり過ぎず、
コメディックに偏り過ぎずに、ファンタジックに紡ぎます。
ピカピカの一年生、しけもく君の華やかな門出に是非お立ち会いくださいませ。
潤色・演出・構成:保科由里子

<CAST>
今村祈履・佐藤春樹・高橋卓爾/福田雄也・山崎将平(五十音順)

<公演スケジュール>
20(水) 19:30開演
21(木) 14:30開演/19:30開演
22(金) 19:30開演
23(土) 13:00開演/17:00開演
24(日) 13:00開演/17:00開演

* 受付開始は開演の1時間前、開場は30分前になります。

* 上演時間は1時間半を予定しております。
<劇場>
APOCシアター
千歳船橋駅より徒歩1分
 
<チケット予約>

<料金>
当日3000円・前売り2500円(全席自由席)

<しけもくブログ>
http://s.ameblo.jp/sikemoku23/